2014年02月24日

絶賛SSデー。

 溜め込んでた140字お題SS5本の他に、ラドウェアじゃない140字じゃないSSを3本書いたので今日はほぼ抜け殻。からから。

 続きからどうぞ。

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KannaLuteさんは「燃える」をテーマに(しかしその語を使わずに)140字SSを書いてみましょう http://shindanmaker.com/430183
キャラ指定サイコロ:6(シーク)

 焚き火に枝をくべながら、思い出すのは何年も前の事。
 風に煽られる熱、窓という窓からめらめらと軒を舐め焦がす炎。それをうっとりと眺める少年兵。略奪団の長に「火つけ狂い」と呼ばれていた。今どうしているだろう。
「…ろくな死に方してないな」
 投げ込んだ枝が、パチリと爆ぜた。


KannaLuteさんは「反省」をテーマに(しかしその語を使わずに)140字SSを書いてみましょう http://shindanmaker.com/430183
キャラ指定サイコロ:3(コウ)

「申し訳ありません」
 神妙な顔で視線を落とすコウに、ユハリーエが笑む。
「そんなにかしこまらずに」
 ますます恐縮するコウ。
「それよりも、」
 女王は娘を見やった。その服は泥まみれだ。
「きちんとディアーナを叱ってあげてくださいね」
 小さな王女が二人を見上げ、しゅんとなった。


KannaLuteさんは「くっつく」をテーマに(しかしその語を使わずに)140字SSを書いてみましょう http://shindanmaker.com/430183
キャラ指定サイコロ:7(シュリアスト)

 木陰で木刀を削る作業を止めて休憩中、ふと手の甲に違和感を覚え目をやる。木の上から糸で降りてきたか、緑色の幼虫が鎮座していた。手を振って落とそうとするが、落ちない。強く振る。落ちない。
 現れたディアーナが、ひょいとつまんで葉の上に戻した。
「かわいいね」
 同意しがたい。


KannaLuteさんは「雪」をテーマに(しかしその語を使わずに)140字SSを書いてみましょう http://shindanmaker.com/430183
キャラ指定サイコロ:4(ティグ)

 季節は巡る。月明かりに、はらりひらり舞い落ちる白き妖精。寒さとひもじさに苛まれた遠い過去には恐怖の対象だった。それを美しき訪問者と捉え始めたのは何度目の冬か。
「蓋し、衣食足りて礼節を知る、か」
 部屋の暖気が逃れぬうち窓を閉める。明日は恐らく幼子達の歓声で起床だ。


KannaLuteさんは「運命の出会い」をテーマに(しかしその語を使わずに)140字SSを書いてみましょう http://shindanmaker.com/430183
キャラ指定サイコロ:2(レリィ)

 聞き慣れない話し声がしたので、扉を開けてわずかに顔を出した。
「おねえちゃ…」
「お、こんちはー」
 まず応えたのは姉ではなく、黒髪の背の高い男。驚いて扉を閉める。
「レリイ!」
「妹さん?」
「はい。ちょっと人見知りで…」
 扉の向こうでそんな声。心臓がどきどきして鎮まらない。
posted by KaL at 21:16| Comment(0) | 突発SS
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